普段は「これからご購入される方」向けが多くなっていますが、
今回はすでにお買いになって住宅ローン変動型の
返済を続けている方もご参考にしていただけると思います。
住宅ローンの金利は、完済時まで金利が変わらない「全期間固定型」、
当初の5年や10年などの一定期間金利が変わらず、
その後改めて金利を選ぶ「固定金利選択型」、
半年ごとに金利を見直す「変動型」の3つのタイプがあります。
ちなみに最近のデータでは、67%の方が変動型を選ばれたそうです。
歴史的な低水準が続いていた住宅ローン金利でしたが、変化の兆しが見えてきました。
メガバンクは長期金利の上昇を受けて、2~3月に固定型の金利を引き上げました。
全期間固定型で1~1.8%程度上昇しました。
変動金利については今のところ上昇していませんが、先行きは不透明です。
変動金利については優遇金利が上がり、店頭金利変わらずという流れも考えられます。
今後も金利上昇のリスクがありますので、
この点だけを考えれば「なるべく早め」に不動産をご購入するのも良いかもしれません。
以前もお伝えしましたが「買いたい時、買えると思った時が買い時」ですので、
いい物件がありご返済に無理がなければ、
ご購入をお勧めしますが、金利だけに一喜一憂する必要はないと思います。
また、不動産をご購入され、すでに住宅ローンのお支払いをされている方は、
借り換えや固定金利型に見直してみてもいいかもしれません。
物件の選び方もそうですが、住宅ローンの組み方も十人十色です。
お客様のご年収やライフスタイルに合わせて、
それぞれのお客様の住宅ローンのご提案をさせていただきます。
それでは、また。