リクルートが2025年7~8月に実施した調査によると、注文住宅(新築・建て替え含む)を建てた人の建築費の全国平均は3488万円で、前年よりわずかに増加しました。一方、土地代の全国平均は1948万円で前年より減少しました。
しかし首都圏では状況が異なり、建築費の平均は3960万円、土地代の平均は3969万円と、いずれも上昇傾向が続いています。
このように建築費の高騰が続く中で「今が建て時だと思うか」を尋ねたところ、68.8%が『建て時(かなり建て時+まあ建て時)』と回答しました。
「建て時」と考える理由としては、次の項目が上位に挙がっています。
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今後さらに建築費が上がると思うから(34.6%)
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結婚・出産などライフステージの変化でタイミングが良いから(29.8%)
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金利が上がると考えているから(28.3%)
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今後、土地代が上昇すると予想しているから(25.0%)
特に費用面の不安(建築費・土地代の上昇、金利の上昇)は、どの年代でも多く見られました。一方で、ライフステージの理由は若い世代に多く、20代・30代では40%を超える結果となっています。
